Salon d'histoire naturelle 第8回 博物蒐集家の応接間 Librairie Trois Bémol
博物蒐集家の応接間も第8回を迎えることができました。
これも いつも足を運んで下さる皆様方のおかげだと思っています。
毎回 『洗練された空間を創り出すことができているのか?』『新しい提案ができているのか?』と自問自答の繰り返しでありますが、第8回も洗練されたイベントにしたいと思います。
さて、第8回 博物蒐集家の応接間のテーマである『Trois Bémol』は『3つの♭(フラット)』という意味です。
3つのフラットというと音楽好きな方なら『変ホ長調のことだな』と気づかれると思います。
モーツアルトやベートーベンが愛した壮大であり かつ耽美な曲調でありますが、モーツアルトは かの秘密結社の為に変ホ長調で曲を創り上げています。
『Librairie Trois Bémol』という架空の書店を舞台としたストーリー。
書店の店内は書籍と一緒に珍奇なオブジェが置かれていて、不思議なシンボルが配置されている。
静かに流れる音楽は変ホ長調の曲。
秘密結社というのは『フリーメイソン』をイメージしていることはお分かりだと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、フリーメイソンはスコットランドの石工職人のコミュニティがルーツだと言われています。
数多くの伝説的ストーリーがある中、私は澁澤龍彦氏の『秘密結社の手帖』に描かれているイスラム王ソロモンの時代、フィニキュア人の建築士ヒラムが暗殺されたと言う伝説から始まるストーリーを支持しています。
6人の蒐集家と5人のクリエイターが創り出す架空の書店。
皆様の知的遊戯でそれぞれのストーリーを完成させて下さい。
第8回 博物蒐集家の応接間 Librairie Trois Bémol
『Librairie Trois Bémol』とは『3つの♭(フラット)』という意味
架空の書店を舞台に繰り広げられるストーリー
期間:2020.3.21(sat)- 3.25(wed)
会場:三省堂書店神保町本店8階催事場
東京都千代田区神田神保町1-1
tel:03-3233-0285(神保町いちのいち神保町店に繋がります)
hp:ichinoichi.book-sanseido.jp
営業時間:10時 - 20時(最終日は19時で終了)
主催:神保町いちのいち・antique Salon
アートワーク:スズキエイミ
参加蒐集家
Landschapboek・メルキュール骨董店・ANTIQUEROOM702・JOGLAR・sommeil・antique Salon
参加クリエイター
スズキエイミ・松本 章・Arii Momoyo Pottery・UAMOU・川嶋 朗