Salon d'histoire naturelle 博物蒐集家の応接間

博物蒐集家の応接間もミニ・イベントも入れると来月のイベントで10回目を迎えます。

2015年1月から始まった博物蒐集家の応接間ですが、きっかけは2014年に京都ふるどうぐ市に参加して、そこに博物理科系アンティークを扱う仲間が4店舗出ていたことであった記憶があります。

 

私たちのカテゴリーはアンティーク業界の中では異質であり、売り手も買い手も少数派であった。

ほとんど蚤の市に参加することがなかった博物理科系アンティークを扱う店舗でありましたが、そんな中でも蚤の市に4店舗が集まり、そして少なからず我々の蒐集品に興味を持ってくださる方がいた。

我々なりに博物理科趣味の世界を提案していくことにより、新しいアンティークの世界を創り出していけるのではないか。

 

15世紀ヨーロッパに生まれた 学問とは別に一風変わったものを蒐集していくStudiolo(ストゥデイオーロ)そしてWunderkammer(ヴンダーカンマー)が流行していく。

18世紀以降衰退していったこの蒐集行為を現代においてもう一度再認識し、我々なりに再構築していくこと。

これが博物蒐集家の応接間の理念であります。

 

大きなイベントとしては第6回を迎えますが、今回の博物蒐集家の応接間は今まで積み重ねてきた世界の集大成だと思っています。

各分野でご活躍のクリエイターの方とご一緒することにより、博物理科趣味の新しい方向性・世界お見せできればと思っています。

 

参加者全員 全力で珍しいもの・不思議なもの・洗練された世界をお見せできるように頑張りますので、どうぞご期待ください。